🔎 探偵クイズ(浮気編)
「LINEの“好き・愛してる”」問題
ある日、ふとパートナーのスマホが光り、
何気なく画面を見てしまったあなた。
そこには、見知らぬ異性とのLINEが表示され、
メッセージには――
「好き」
「愛してる」
「会いたい」
といった、明らかに親密なやり取りが続いていました。
あなたはショックを受けながらも、その画面をスクショで保存することに成功。
ただし、実際に2人が会っている様子の写真や、ホテルの出入りなどの証拠はありません。
このLINEのやり取りだけで、浮気の証拠になるのでしょうか?

✅【答え】
➡ LINEの「好き」「愛してる」などのやり取りだけでは、不貞行為を立証する“決定的証拠”にはなりにくい です。
なぜなら、LINEのメッセージはあくまで
「気持ち・感情・会話の一部」にすぎず、
法的に問題となるのは、
実際に肉体関係(不貞行為)があったかどうかだからです。
そのため、
「好き」「愛してる」というLINEだけをもって、
裁判に勝てるレベルの証拠にするのは難しいのが現実です。
しかし、ここが重要なポイントです。
このようなLINEは、
「浮気の可能性を強く示すサイン」であり、
決定的な証拠へ繋げる“重要な入口”になります。
例えば、次のような内容が含まれていれば、
ほかの証拠と組み合わせることで、
非常に説得力の高い材料になります。
- 「この前のホテル、また行きたいね」など
ホテルや宿泊を連想させる内容
- 「金曜21時にいつもの場所で」など、
具体的な日時・場所の約束
- 「昨日はずっとくっついていられて幸せだった」など、
身体的な親密さをイメージさせる文章
つまり、
LINEは「それだけで戦う決定打」ではなく、
「本当の証拠へ導く強いヒント」なのです。

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