🕵️♀️ 調査で訪れた “空虚” なショッピングセンター
探偵という仕事柄、普段は人の動きや気配に神経を張り巡らせているのですが…
今回の現場では、まったく別の意味で “異常な気配” を感じてしまいました。
それは――ショッピングセンターなのに、まったく買い物ができそうにないという場所。
🏢 ここは本当にショッピングセンター?
調査で訪れた某ショッピングセンター。
外観は立派で、それなりに人も入っている様子だったのですが、いざ中に足を踏み入れると――
▲ 何もない。ほんとうに、何もない…
そこにあったのは、「空間」でした。
売り場の区画はあるものの、商品も店員も存在せず、ただただガラーンとした空間だけが広がっていたのです。
▲ こちらも空間…。いったい、全盛期には何が…?
💭 全盛期には何があったのか?
このスペース、かつては飲食店街だったのでしょうか?
子ども向けのアミューズメントエリア?
はたまた、催事スペースとして活用されていたのかも?
どれも想像の域を出ませんが、明らかに「何か」が失われた痕跡がそこには確かに存在していました。
📉 地域経済とテナント撤退の現実
地方のショッピングモールでは、人口減少やネット通販の普及などで、かつての賑わいが幻となっている場所も少なくありません。
「テナント撤退→空白エリア拡大→さらに人が来なくなる」――そんな悪循環が、静かに、確実に進行しているようにも見えました。
🔍 探偵視点で見る“空間のリアル”
探偵という職業は、人が集まる場所で情報を得たり、張り込みをしたりすることが多いのですが、
今回のような「人がいないショッピングセンター」は、ある意味で盲点でした。
人がいない場所だからこそ、逆に「目立ってしまう」こともあります。
人の少なさ=安全ではないというのは、張り込み時の鉄則です。
📸 まとめ:空間が語る時代の移ろい
ショッピングセンターの“空白の空間”は、まるで時代の変化を静かに語るタイムカプセルのようでした。
ここで何があったのか、そして今後どうなっていくのか――
現地で写真を撮りながら、思わずそんな事を考え込んでしまった調査でした。
(文:女探偵 / ガルエージェンシー松戸)