5月24日、インテックス大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチ。
あの激闘の末――
重岡銀次朗選手が試合直後に意識を失い、担架で運ばれる姿を目の当たりにしました。
すぐその後に行われた アンジェロ・レオ vs 亀田和毅 の試合。
本来なら、こちらも大きな注目カードだったはずなのに……正直、内容が頭に入ってきませんでした。
あの瞬間から、ずっと心は銀次朗選手の安否に奪われたまま。
翌日も、そして今日も――
スマホを手に何度もSNSを開いては、「何か情報はないか」と探し続けました。
そして、ついに1つの報道が入りました。
JBC(日本ボクシングコミッション)は27日昼過ぎまでに重岡銀次朗選手のご家族と連絡を取り、
「明日には何らかの状態まではお話できるように確認する予定です」とコメント。
この言葉の裏にあるものを、考えずにはいられません。
「無事であるなら、こんな報道の仕方はしないのでは……」
でも、もしかしたら――「命に別状はない」という知らせの準備なのかもしれない。
願いと不安が、入り混じったまま時間だけが過ぎていきます。
私は神を信じない。 でも今だけは、信じることにする。
神様、どうか――
重岡銀次朗選手が、無事でありますように。