探偵コラム

川崎ストーカー殺人事件から学ぶ 「法律があっても、命は守れない」という現実

川崎ストーカー事件

2025年4月30日。
神奈川県川崎市川崎区の住宅街で、痛ましい事件が起きました。

28歳の岡崎彩咲陽さんが、元交際相手の白井秀征容疑者によって命を奪われたのです。
遺体は容疑者宅のボストンバッグ内で発見。
岡崎さんの自宅のガラスは割られており、侵入の形跡もありました。

ストーカー被害に悩まされていた可能性が高いにも関わらず、彼女の命は守られませんでした


🧯 ストーカー規制法の「限界」

日本には ストーカー規制法 が存在しますが、
それでも命を守り切れないケースが後を絶ちません。

  • 📌 ストーカーと認定されるには繰り返しの証拠が必要
  • 📌 SNSでのしつこい連絡は証拠になりにくい
  • 📌 接近禁止命令が出るまで時間がかかる
  • 📌 接近禁止が出ても命の保証にはならない

つまり、法制度にはタイムラグがあり、加害者の行動は待ってくれないのです。


📊 恋人間の殺人事件は第2位の多さ

ストーカー 探偵日本の警察庁統計によると、
全殺人事件のうち10〜15%が「恋人・元恋人」間で発生しています。

家族間殺人に次いで2番目に多いのが、かつての恋人関係なのです。

「最後にきちんと話をつけたい」
「これで本当に最後にしてくれるなら…」
そんな思いで会ってしまう人は多く、それが命取りになることも


🚨 ストーカー気質に見られる特徴

  • ⚠️ 「別れるなら死ぬ」と極端な発言
  • ⚠️ 拒絶されると脅す・怒鳴る
  • ⚠️ 無断で家や職場に押しかける
  • ⚠️ SNSやGPSで監視してくる
  • ⚠️ 「君には俺しかいない」と異常な執着

そして、特に注意すべきセリフ:

💬「最後に一度だけ会いたい」
💬「これで本当に最後にするから」
💬「ちゃんと終わらせたいだけ」

これらの言葉を信じて会い、命を落とした人は少なくありません。


🔔 探偵として、心からのお願い

探偵という立場から、日々人間関係の裏側に触れています。
浮気、不倫、粘着、執着、そして暴力。

「人は豹変する」
「近い存在だったからこそ、危険にもなる」という現実を痛感しています。

お願いです。
「ただのしつこさ」と見逃さないでください。
「元恋人だから…」と会わないでください。
「自分だけは大丈夫」と思わないでください。

あなたの命は、何よりも大切です。
少しでも「怖い」と感じたら、記録を残し、信頼できる人に相談を。
それが、あなた自身を守る最初の一歩です。

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