🔍 ドラマ【良いこと悪いこと】第7話|探偵目線で“違和感”を徹底考察
第7話は、「ちょんまげの死」と
「忘れられた7人目の同級生・森智也の正体」が明らかになる、
物語としてもかなりターニングポイントとなる回でした。
一方で、「え、そこそうなる?」と
画面にツッコミを入れたくなるような違和感だらけのシーンも多数登場します。
ただ、その「違和感」こそが、事件の真相に近づくヒントになっているように感じました。
ここでは、探偵目線で第7話の気になったポイントをひとつずつ整理しながら、
犯人像や複数犯の可能性について考察していきます。
■ ① ちょんまげと森の接触シーンの「不自然さ」
終盤、黒ずくめで顔を隠した森と思わしき人物と、ちょんまげが対峙するシーン。
森は初手で体当たりをしています。
しかし、掲示板での書き込みの流れを考えると、そもそも
「お互いに攻撃する気で会う」こと自体がかなり不自然です。
- ちょんまげ側は攻撃する前提で会おうとしていた
- 博士(森)側は、「ちょんまげなら会ってもいい」というニュアンスで書き込んでいた
- にもかかわらず、現場ではいきなり体当たり→その後の襲撃という流れ
さらに気になるのは、「ちょんまげなら会ってもいい」と言っておきながら、
実際に現れた森は覆面スタイルだったことです。
本当に「ちょんまげと話をしたい」のであれば、
顔を隠す必要はありません。逆に言えば、
「どうしても顔を見られたくない理由」があるか、
もしくは森本人ではない可能性も疑いたくなります。
■ ② 追跡劇の中で見えた“もう1人の影”
森と思わしき人物を追いかけるキングたちの捜索中、
園子とちょんまげの傍にも、別の“黒い影”が現れるカットがありました。
この場面は、一瞬見逃してしまいそうですが、
冷静に考えると「あのタイミングで、そこに“もう1人”いるのおかしくない?」というシーンです。
森が1人で逃げ回っているのではなく、
「同じような格好をした人物が複数いる」
可能性を示しているようにも見えます。
■ ③ 森を追いかけるターボーと、森が逃げた方向から現れるトヨ
ターボーが森と思わしき人物を追いかけて廊下を曲がった瞬間、
森が逃げた方向からトヨが現れるという、かなり印象的なシーンがありました。
2人とも「なんで?」と驚いた表情を見せていましたが、
視聴者としては、「いや、こっちの方が『なんで?』だよ」とツッコミたくなる場面です。
偶然同じタイミングで廊下の向こうから出てきた、というには
出来過ぎたタイミング。
ここには、演出上の意図を強く感じました。
この一連のシーンは、「誰かが森を逃がすために動いていた」、
あるいは「森と同じ格好をした人物が複数いた」と考えると
すんなり納得できます。
■ ④ イマクニでの掲示板シーンと、トヨの“沈黙”
ターボーがちょんまげの部屋でガラケーを見つけ、
映像の中から「7人目の同級生=森(博士)」の存在が明らかになったあと、
イマクニで掲示板を確認するシーンがありました。
そのときのトヨの表情があまりにも重いのが印象的です。
- 書き込みを見つめたまま、しばらく固まっている
- ゆっきーに「大丈夫?」と声を掛けられてようやく動き出す
- ゆっきーの「私たちは諦めない」という言葉に、恐る恐る顔を向ける
この流れを見ると、トヨは
「仲間の1人として驚いている」というより、すでに何か重大な事実を知っている側
にいるようにも見えます。
物語全体を通しても、トヨは今後の鍵を握る人物として描かれているように感じました。
■ ⑤ 鷹里小の掲示板と「2003年」の書き込み、そして消えた卒業アルバム
鷹里小の掲示板には、2003年当時の書き込みが残っていました。
ここで1つ気になるのが「年度の表記」です。
キングたちは、
2003年に小学校6年生が始まり、卒業は2004年のはずです。
実際、卒業アルバムは「卒業した年」で表記されるのが一般的です。
にもかかわらず、ドラマ内では2003年と表記されている。
これは、キングたちの1つ上の学年の年度表記に当たります。
さらに第5話では、
- 1989年・1990年の卒業アルバムがない
- 1996年と1997年のアルバムの並び順が入れ替わっている
- 2003年のアルバムが不自然な扱われ方をしている
これだけ「年度」や「アルバム」がイレギュラーに描かれていると、
さすがに単なる美術ミスではなく、物語上の重要な伏線と考えたくなります。
■ ⑥ 7人目の同級生「森智也」と、担任・森先生の関係
第7話では、ついに忘れ去られた7人目の同級生の名前が「森智也」だと判明しました。
ここまで物語が進んだ段階で、新キャラとして「森」という人物を新たに出すのは不自然です。
すでにキングの娘の担任として登場している森先生がいますから、
視聴者としてはどうしても森先生=森智也=博士を想像してしまいます。
伏線回収型のドラマでは、重要人物は序盤から顔見せしておき、終盤で正体を明かすのが定番です。
その意味でも、森先生はかなり「黒に近いグレー」な存在と言えそうです。
■ ⑦ 第7話の総まとめ|ドラマ終盤の追跡シーンに見え隠れする“複数犯の可能性”
第7話で特に強く感じたのは、
ドラマ終盤の追いかけるシーンから見えてくる「複数犯の可能性」です。
- ちょんまげと森の接触シーン全体に漂う不自然さ
- 「会ってもいい」と言いながら覆面で現れる森の矛盾
- 園子とちょんまげのそばに現れる “もう1人” の影
- 森が逃げた方向から現れるトヨという不可解なタイミング
- 掲示板シーンでの、思い詰めたトヨの表情と“沈黙”
- 2003年の書き込みと、消えた卒業アルバム・入れ替わった年代表記
- 7人目の「森智也」と、担任・森先生の存在
これらを総合すると、単純な「1人のサイコパスによる犯行」ではなく、
複数人が事件に関与している構図が浮かび上がってきます。
物語はいよいよ最終章へ。
ちょんまげの死の真相、
2003年の「記録」と「記憶」の食い違い、
そして森先生の本当の顔が、どのように描かれるのか――
引き続き、探偵目線で追いかけていきたいと思います。
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