【続報】三郷市小学生ひき逃げ事件 ― 初公判で被告が起訴内容を認める

あの事件からもう半年。
埼玉県三郷市で下校中の小学生たちが車にはねられた、あの痛ましいひき逃げ事件の初公判が開かれました。
ニュースを見て、当時の衝撃を思い出した方も多いのではないでしょうか。
被告:中国籍の 鄧洪鵬(とう・こうほう)(43歳)
起訴内容:酒気帯び運転で小学生4人をはね、そのまま逃走。

公判で鄧被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
飲酒運転をした理由について問われると、
「酒を飲んで興奮し、交通違反の認識がそこまでなかった」
……正直、この発言には言葉を失いました。
“認識がなかった”では済まされない。
子どもたちの恐怖や痛みを思うと、胸が締めつけられるようです。
検察側の主張と求刑
検察側は、事故前に知人と中華料理店で生ビールを5杯ほど飲んでいたこと、また、事故後の車のドライブレコーダーには同乗者が制止したにもかかわらず鄧被告が「行こう行こう」と言い、逃走した様子や「日本語が分からないと言えばよい」「まずは車を隠す」と話す様子が残っていたと明らかにしました。
求刑は 懲役2年6か月。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めています。
被害者の心の傷は消えない
幸い命は助かったものの、心の傷は一生消えません。
「たまたま下校中だった」というだけで、一瞬にして人生が変わる——。
そんな理不尽を、私たちはもっと真剣に受け止めるべきです。
判決は11月13日に言い渡される予定です。
続報が出次第、ここに記録していきます。
小さな声でも、忘れないこと。
それが、少しでも誰かの力になりますように。