探偵コラム

貞操権侵害の証明について

 

【貞操権侵害】証明の難しさと必要な調査について

恋愛関係の中で、「結婚を信じていたのに裏切られた」「相手が独身だと思っていたのに、実は既婚者だった」といったご相談が年々増えています。
このようなケースでは、「貞操権侵害」として慰謝料請求ができる場合がありますが、実際には証明のハードルが非常に高いのが現実です。

ここでは、貞操権侵害の慰謝料請求が難しいケースや、立証に必要な証拠、そして探偵としてどのような調査が可能なのかについて、分かりやすくご説明いたします。
松戸探偵 貞操権侵害


■ 貞操権侵害の慰謝料請求が難しいケースとは?

● 交際を続けながら慰謝料を請求する場合

相手が既婚者であることを知った後も交際を続けた場合
「不貞行為(不倫)」であることを認識しながら交際を続けたと判断されるため、
女性側にも落ち度があると見なされ、慰謝料請求が難しくなります。

この場合、法的には「共同不法行為」に該当し、損害賠償の対象にはなりにくくなります。

● 女性側から積極的に肉体関係を望んだ場合

恋愛関係の主導権が女性側にあり、積極的に関係を求めていたようなケースでは、
「騙された」とする主張が弱くなり、貞操権侵害と認められにくくなります。


■ 貞操権侵害が認められるためには

以下のような事情があると、貞操権侵害が成立する可能性があります。

  • 相手が独身だと嘘をついて性的な関係に至った

  • 結婚をほのめかされて関係を持った

  • 実際には結婚の意思がないのに、あるように装っていた

特に多いのが、「相手が既婚者だったのに、独身と偽って交際していた」というケースです。


■ 証明のためには「相手の素性の確認」が重要

慰謝料請求をするためには、「騙された」という主張を客観的な証拠で裏付ける必要があります。
そのためには、相手の身元や家庭状況をしっかりと把握する必要があります。


■ どんな調査が必要なのか?

ガルエージェンシー松戸では、以下のような調査により、貞操権侵害を立証するための証拠収集を行います。

● 調査項目

  • 相手の婚姻状況の確認(配偶者の有無)
    → 戸籍・住民票調査(弁護士と連携)

  • 勤務先や居住地の確認
    → 相手が誰とどこに住んでいるのかを把握

  • 尾行・張り込みによる行動調査
    → 帰宅先や家族との生活実態を明らかにする

    これらをもとに、「実際には既婚者だった」「結婚の意思がなかった」などの証明につながる材料を整理していきます。
    松戸探偵 貞操権侵害


    ■ まとめ

    貞操権侵害の慰謝料請求は、感情的な怒りや悲しみだけでは立証できないという難しさがあります。
    そのためには、まず冷静に事実を把握し、証拠をそろえることが何より重要です。

    「相手を信じていたのに、裏切られたかもしれない」
    「この関係は本当に誠実なものなのか不安」
    そんなときは、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにご相談ください。

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