探偵コラム

示談か裁判か――あなたが選ぶべきはどっち?

弁護士 探偵

弁護士によって「慰謝料請求の進め方」は大きく異なります。
あなたの目的や相手の態度次第で、最適な方法は変わってきます。


📌 あなたが弁護士に相談したとします。

「相手と話し合って慰謝料を取りたい」
そう伝えたあなたに、弁護士がこう返します。

🧑‍⚖️ 弁護士Aの説明:

「まずは示談交渉から始めましょう
相手の家族にバレないように水面下で進めることもできますし、
話し合いでまとまれば、時間的にも精神的にも負担が少なく済みます。
証拠がしっかりしていれば、相手も和解に応じる可能性が高いですよ。」

🧑‍⚖️ 弁護士Bの説明:

示談交渉はしません。最初から訴訟にします。
裁判で責任を明確にし、慰謝料も法的に認定してもらった方が強いです。
中途半端な交渉は、時間のムダになることもありますからね。」


😳 えっ、そんなに違うの?

そうなんです。
弁護士によって「交渉スタイル」が大きく異なることは、実は珍しくありません。
そしてそれは、弁護士の技量ではなく、方針と戦略の違いなのです。


📊 示談交渉型 vs 即裁判型の違い

比較項目 示談交渉を重視する弁護士 示談をせず裁判から入る弁護士
アプローチ 相手の家庭や職場に配慮しながら、水面下で解決を目指す 法的手続きを通じて責任を明確にする
向いているケース 相手が「家庭内で知られると困る」「社会的信用を守りたい」などの事情を抱えている場合
交渉に応じる余地がある場合
相手が不誠実・無視・開き直っている場合
話し合いが成立しない状況

💡では、どちらを選ぶべき?

答えはひとつではありません。
あなたが何を重視するかによって、選ぶべき弁護士も変わってきます。

✅ 示談交渉が向いている人

  • 相手が「家庭内で知られると困る」「社会的信用を守りたい」などの事情を抱えている場合
  • 相手が話し合いに応じる姿勢を見せている
  • 早期解決を望んでいる

✅ 裁判が向いている人

  • 相手が誠意を見せず、交渉にならない
  • 裁判という形で責任を明確にしたい
  • 話し合いが通じない相手に対し、速やかに法的措置を取りたい

🔚 まとめ

浮気の証拠が揃っていても、
示談で進めるのか、裁判で争うのかによって、結果も過程も大きく変わります。

そして、どちらを選ぶかは——
あなたの目的と価値観によって決めていいのです。

「どう進めたいか」を聞いてくれる弁護士かどうか。
その相性こそが、慰謝料請求の成否を左右する一番のポイントかもしれません。

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