探偵に浮気調査を依頼する場合、何を基準に探偵社を選ぶかは人それぞれ違うと思います。費用はかかっても構わないからちゃんと調査をして欲しい。とにかく費用を抑えて調査してもらいたい。親身に相談に乗ってくれる探偵社にお願いしたい。
この探偵社を選んで失敗した!と思わないために、今回は以下のテーマで記事を書きます。
探偵に浮気調査を依頼して失敗しないために気をつけるべき5つのポイント
①探偵業の届出をしているか
探偵業を営もうとする場合、公安委員会(警察署経由)に書類を提出し、開業の届出をしなければいけないという決まりがあります。
探偵業には
探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)
という法律があり、探偵業は届出をしなければいけないと決まっています。
届出をすると、公安委員会から「探偵業届出証明書」が発行されます。
この証明書を“営業所の見やすい場所に掲示しなければならない”(探偵業法第12条第2項)とされていますので、探偵者に相談に行った際には、必ず確認して下さい!
ホームページに探偵業届出番号が記載されているかでも確認できます。
実際のご依頼者で、友人の紹介で浮気調査を頼んだ探偵が届出をしてない自称探偵で、100万円近い調査料金を払ったのにかなり適当な調査をされた事があったという事です。
②調査員の人数、レベルを確認する
浮気調査における最大の失敗は、“対象者に探偵がついていることがばれる”という事です。
探偵がついていることがばれてしまうと、まずご依頼者様が問い詰められてしまいますし、
シラを切り通せたとしも、そこから警戒して浮気相手としばらく会わないようにしたりするので、証拠が取れなくなってしまいます。
ばれてしまう原因としては
✔必要な人数で調査をしていない
対象者が行く場所や時間によって必要な調査員の人数は変わってきますが、とにかく安い、という探偵者は1人で調査を行っていたりする場合もあります。その場合、時間が長くなると対象者に気付かれやすくなってしまうのです。
✔素人同然の調査員
ベテランの調査員が在籍せず、バイトの人間にちゃんとした研修も行わず調査員にしている探偵社もあります。ここを見極めるのは難しいのですが、あまりにも安い調査料金の場合は人件費を極端に削っていたりする場合もあり、正社員の調査員では無くバイトの調査員である可能性もあります。
ばれてしまっては元も子も無いので、しっかりしたプロの調査員がいて、チームで調査を行っている探偵社を選ぶ事をお勧めします。
③最低稼働時間は何時間か?
基本的には調査を行う際には“最低稼働時間”というものが設定されています。
例えば、最低稼働時間が3時間で設定されていた場合は、17時から調査をして、その日は19時に帰宅したという場合は、19時以降動きが無いと見込まれるけども20時までは調査料金が発生する事になります。(一つの調査を行うのに、調査員を何人か用意し、予備調査を行い現地に向かうので、適切な調査を行う探偵社であれば3時間程度の最低稼働時間は発生します)
この時間が、5時間や6時間に設定している探偵社があり、会社から家に帰るだけの日だったのに5時間6時間分の調査料金を支払わなければならないという事があります。
高額な調査料金を払ったのになんの証拠も取れなかった
という結果にもなり得ます。
④調査日を絞り込む努力が感じられるか?
浮気調査は基本的に調査した時間に対して料金が発生します。
怪しいと思われる日が絞られていると短い時間で証拠を掴む事ができ、調査費用も抑えられるのですが、ご依頼者様としっかりした打ち合わせをせず、やみくもに調査を行ったりすると、あっという間に高額になります。
調査日を絞り込むために相談にしっかりのってくれたり、アドバイスをしてくれる探偵社を選ぶと失敗が少ないです。
⑤調査報告書のサンプルを見る
相談時に、必ず調査報告書のサンプルを見せてもらいましょう。
証拠能力のある画像が撮れているか、文体はちゃんとしているかなどを確認しましょう。
どんなに良い調査をしていても、報告書がしっかりと作られていないと証拠能力が無くなる場合もあります。
まとめ
探偵社によっては、宣伝・広告・面談にお金や労力を注ぎ、実際の調査は素人同然のバイト調査員に適当にやらせている場合があります。
見極めるのはなかなか難しいのですが、実際に何社か事務所に行かれて、判断されることをお勧めします。
不安な場合は、最初に高額な契約を結ばず、1日調査をしてもらって報告書を見てから再契約しても良いかと思います。
無理に長時間の契約を勧めて来る場合もあるので注意して下さい。
皆様が適正な探偵社で契約を結ばれる事を願います。