探偵調査により、決定的な証拠はそろいました。
LINEのやりとり、ホテルの出入り、行動履歴も完璧。
これで慰謝料請求はスムーズに進むはず――そう思っていたら…
相談した弁護士によって、提示される金額がまるで違うのです。
💡 不貞慰謝料に“決まった金額”はない
不貞行為に対する慰謝料には、法律で明確な「定額」があるわけではありません。
裁判例や示談事例をもとに「相場感」があるだけで、
実際の金額は以下のような要素で大きく変動します。
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婚姻期間の長さ
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子どもの有無
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不倫の期間・回数・悪質性
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被害者の精神的損害の程度
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離婚の有無
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加害者(浮気相手)の経済状況
🧑⚖️ 弁護士による“請求額の考え方”の違い
ここで出てくるのが「弁護士のスタンス」の違いです。
🧑⚖️ 弁護士Aの説明(慎重派)
「不倫慰謝料の相場は100万円前後。
裁判になってもそれ以上は難しいでしょう」
👉 慰謝料額:100万円程度
👉 実務・裁判基準に忠実。安全策を重視するタイプ
🧑⚖️ 弁護士Bの説明(攻めの姿勢)
「これだけ証拠があるなら、300万円でスタートしましょう。
精神的苦痛を主張すれば、交渉で200万円以上も狙えます」
👉 慰謝料額:300万円スタート
👉 強気交渉型。示談での主導権を重視するタイプ
🏠 弁護士選びは「不動産営業マン選び」に似ている!
不動産を売るとき、同じ物件でも、誰に任せるかで価格も売り方も変わりますよね?
弁護士選びも、まさにそれと同じ。
📋 弁護士Aタイプ:現実重視の営業マン
「このエリアの相場は○○万円。高すぎると売れません」
👉 確実にまとめるスタイル。失敗は少ない
💬 弁護士Bタイプ:攻めの営業マン
「まずは高めに出しましょう。下げるのは後からでもできます」
👉 リスクもあるが、大きな成果を狙える
✅ どちらが正しい、ではなく「あなたに合うか」が大切!
弁護士選びで失敗しないためには、まず自分の目的を明確にすることが第一歩。
✔ とにかく早く終わらせたい → 弁護士Aタイプ
✔ しっかり償わせたい・制裁を与えたい → 弁護士Bタイプ
「なんとなく」で選ぶのは危険。
あなたの希望に寄り添ってくれるか、しっかり話をして見極めましょう。
🔚 まとめ
浮気の証拠が揃っていても、その後に誰に頼むかで慰謝料の額は大きく変わります。
「証拠 × 弁護士の方針」= 慰謝料の結果
本当に納得のいく結末を目指すために、
あなたに合った弁護士を選んでください。