
🏛 松戸さんぽ:世界の“はじまり”に出会う 戸定歴史館
松戸駅から徒歩約15分。静かな住宅地にふっと現れるのが
松戸市戸定歴史館。お隣には名建築の
戸定邸(とじょうてい)もあり、散歩ルートに最高のスポットです。


👑 まずは人物紹介:徳川昭武(とくがわ・あきたけ)って誰?

徳川慶喜(最後の将軍)の弟として生まれた、水戸徳川家の一員。
幕末の慶応3年(1867年)、わずか
14歳で幕府の代表として
パリ万国博覧会に派遣。礼節と知性が評価され、現地では
“ジャポンのプリンス”とも称されたとか。
明治後は松戸に戸定邸を構え、学問と文化の振興に尽力。
現在の「戸定歴史館」は、その歩みを今に伝える場所です。
🌍 特別展タイトル:「万博・博 1867 パリから、はじまる」
令和7年10月4日(土)〜令和8年1月12日(月・祝)まで開催。
日本が世界へ踏み出した“はじまりの一歩”を、昭武とその周辺人物の資料で辿ります。
ここ松戸で、幕末→明治の空気を一気に浴びられるのが最高…!
🔎 展示の見どころ(ザクッと)
- 初公開の資料が多数! 昭武の 名刺・手帳・封筒 など実物資料が超エモい。
- 当時のパリ万博会場の図像や、日本館の展示風景がわかる写真・版画。
- 19世紀製のオペラグラスまで!「見ていた景色」を想像できる小道具が楽しい。
- 教育係の山高信離(やまたか のぶざね)の活躍も紹介。
フィラデルフィア博(1876)やパリ(1878)など、明治の国際博覧会へ話がつながる。
つまり——1867年パリは、日本の
“世界デビュー”のステージ。
昭武という一人の青年の旅が、明治の日本を国際社会へ押し出した…そんな実感が湧いてきます。
🗺 ひと休み:展示→戸定邸の黄金ルート
展示を見たら、お隣の戸定邸へ。庭園の眺めが最高で、
四季の木々と建築のラインが映える…!
写真好きはカメラ必携、秋の紅葉シーズンは特におすすめです🍁
📌 基本情報
- 会場:松戸市戸定歴史館(〒271-0092 千葉県松戸市松戸714-1)
- 電話:047-362-2050
- 公式:https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/
- 会期:令和7年10月4日(土)〜 令和8年1月12日(月・祝)
※詳細・休館日は公式でご確認を
松戸さんぽのまとめ:
「世界へ開いた日本のはじまり」を、松戸で体感。
昭武の足跡をたどりつつ、歴史と静けさにひたれる贅沢時間でした😊